先日、第3回廃棄物減量等推進審議会が開かれました。
今回は、第2回の審議会後の意見を踏まえ、倉敷市災害廃棄物処理計画(原案)
を作成していただきました。そして、その原案に対してパブリックコメントを
実施し、さらに吟味する意味で今回の第3回の審議会が開かれました。
残念ながら、パブリックコメントはございませんでしたが、事務局から原案に
ついて詳しい説明をしていただいたのちに、各委員のみなさんから意見を頂戴
する内容でした。
詳しい内容につきましては、最終版が完成したら市のホームページや広報誌に
掲載されますので、ぜひ関心を持ってご覧になっていただきたいと思います。
ざっと申し上げますと、災害廃棄物処理計画の目的や処理の流れ、また発生量
から仮置き場の必要面積や設置期間。さらには、収集運搬体制から処理工程図
まで多岐にわたる内容になっていました。
専門的な言葉や、やや難しい事柄もありましたが委員のみなさんは真剣に聞い
ていました。
南海トラフ地震が起きた場合、倉敷市全体で発生する災害廃棄物は233万t
と試算されています。これは市の年間のごみ処理量の13年分に相当するそう
です。想像を絶する数字ですが、13年分とは気の遠くなる数字ですね。
これだけの量の廃棄物を運搬し、仮置きし、処理しないといけないわけですか
ら市も民間もタッグを組んで一体となって処理に当たらないと終わらないです
よね。
各委員のみなさんから意見をいただく審議会は今回で終了となりました。今後
は当審議会の会長が代表して、市長に答申をし、災害廃棄物処理計画(最終版)
が完成となります。
この審議会が将来発生するであろう大規模災害に対して、大変意義のある、そ
して役に立つ計画になるよう祈っております。
皆様も日頃からの備えをしっかりとしておきましょう。
この記事へのコメントはありません。