blog

クリーン作戦

Pocket

今年もこの季節がやってきました。

先日、岡山県産業廃棄物協会倉敷南支部が主催するクリーン作戦
に行ってきました。

晴天快晴のもと、今年は総勢80名ほどの方が参加していました。

我が社も微力ながら街の美化のお手伝いです。

当社から選ばれし、成雄3名(^^)/

O君、M君、K君。がんばって下さい。

今回の現場は、鷲羽山スカイライン周辺です。

鷲羽山スカイラインと言えば、とても風光明媚な光景が広がり、
山の頂上まで行くと眼下には素晴らしい景色。

遠くには瀬戸大橋も望むことができ、ドライブやツーリングには
うってつけの場所。また、夜には水島コンビナートの夜景も見る
ことができ、わが街倉敷の観光名所のひとつです。

なのに、なのに、こんな素晴らしい場所でなぜクリーン作戦をし
なくてはいけないのか?

道路から投げ捨てられたと思われるゴミの山がたんまり。

これらのごみは、道路からは見えない山の斜面に捨てられており、
それを人海戦術でひとつひとつ上まで手で運び出します。

トラックが入っていけるところであれば積込みも楽でしょうが、
山の中なので作業も一苦労です。

斜面がきついところでは無理をせず、やむを得ず回収できないご
みもありました。

看板の抑止効果もむなしく感じられ、あとを絶たない不法投棄が
なくなることを願うしかありません。

正直、このクリーン作戦はいたちごっこかもしれません。今回清
掃したところは確かにきれになりました。

しかし、何年後かに、また同じ場所でクリーン作戦をしなくては
いけないときが来ると思います。

もし、クリーン作戦がなくなればごみは溜まり続けるばかりです。
誰も善意で回収しようとは思わないですし、一人でできることで
はありません。

たとえいたちごっこでもやり続けることが、街の美化を損なわな
ことのひとつの手段なんだと思いました。

街をクリーンにすると同時に、人の心もクリーンにすることが真
のクリーン作戦かもしれませんね。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


新着情報

  1. 2024.7.15

    湿気と廃棄物
    各地で大雨の被害が報道される中、そろそろ梅雨明けが待ち遠しく感じられますが、今週末には梅雨も明けそう...
  2. 2024.6.28

    新聞記事
    今朝の朝刊に載っていた記事です。プラスチック資源循環促進法が施行されて2年ぐらい経ちました。
  3. もうすぐ梅雨入りになりそうなこの時期に雨濡れによる廃棄物の形状変化についてお話をしたいと思います。