
産業廃棄物の保管場所と聞いて想像するところはどこですか?
廃棄物=汚いという図式があるとするならば、屋内で保管するより屋外に保管する場合が多いと思います。もちろん廃棄物には新品同様のきれいな廃棄物もあるので絶対屋外保管でなければいけないという決まりはありません。排出者さんの事情により汚くても屋内に保管する場合だってあります。
今回回収にうかがった会社さんは、廃棄物を大きな倉庫内に保管していました。倉庫なのでトラックが廃棄物の近くまで入って行けず、中から外まで運び出しの作業も伴う仕事です。
そんなときに活躍するのはフォークリフトですね。すべてパレットの上に乗っていましたから一つ一つ外まで運び出してからトラックに積み込む作業を繰り返します。
今回はフォークリフトが使える現場でしたが、すべてがそのような現場であるとは限りません。中には人間の手作業で運び出しをしなければならない過酷な現場もあります。廃棄物を保管する場合は回収の方法まで考えて場所を決めておいたほうがいいので処理会社と相談してから決められることをお勧めします。
ベニヤ板もこのようにきれいに積み重ねて保管されるほうが積込み作業も楽なのでありがたいです。これがもしバラバラに野積みしてあるとしたら積み込時間もかかりトラックの台数もかさみます。ということはコストも高くなります。
同じ廃棄物を処分するのに費用が違うのはもったいないので、契約時に回収場所、回収方法を事前に処理会社と決めておくことは大事ですね。
この記事へのコメントはありません。