blog

ダイオキシン測定検査

Pocket

当社の中間処理施設のひとつに焼却施設があります。

中間処理施設というのは焼却施設のほかに、破砕施設や選別施設、圧縮施設、

せん断施設、他にもたくさんの種類の施設があります。

 

これらの施設は一度中間処理の許可を取得して稼働すると定期的なメンテナ

ンスは必要になってくるものの、中間処理後の廃棄物の検査や施設自体の検

査というものは必要ありません。

 

しかしながら、焼却施設はいろいろな問題が絡んできまして、物を燃やした

あとに出てくる燃え殻(灰)の成分検査であったり、焼却炉の煙突から出る

煙(排ガス)に毒性がないかとか、その他にも一酸化炭素や二酸化炭素の数

値が適正か、焼却温度が適正か。などなど・・・

 

すべてをクリアしないと稼働できないんです。その検査の一つが今回のダイ

オキシン検査。排ガスに含まれるダイオキシンの数値を調べて基準値以下に

なっているかを確かめる検査です。

 

 

先日、秋晴れの空のもと、その検査を行いました。

雲がなんとも秋らしいですね(^^ゞ

煙突のところで作業員の方が排ガスを抜き取る管を取り付けています。

 

 

ペットボトルのようなものが見えますか?

この中に排ガスが含まれていきます。

 

 

いろんな計器が見えると思いますが、酸素や二酸化炭素やいろいろな数値が

示されています。正直、見てもさっぱりわかりません(笑)

 

4時間抜き取りを続けて検査結果が出るまでは2か月ほどかかります。

 

そして先日、結果が届きました。結果についてはすべての項目で基準を満た

すものとなりました。詳しくは後日、お知らせコーナーで添付させて頂きま

す。

 

ひとつでも基準をクリアできない場合は稼働させることができない焼却施設。

とても普段から気を遣いますが、適正な維持管理にこれからも務めてまいり

ます。

 

 

 

 

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


新着情報

  1. 2024.7.15

    湿気と廃棄物
    各地で大雨の被害が報道される中、そろそろ梅雨明けが待ち遠しく感じられますが、今週末には梅雨も明けそう...
  2. 2024.6.28

    新聞記事
    今朝の朝刊に載っていた記事です。プラスチック資源循環促進法が施行されて2年ぐらい経ちました。
  3. もうすぐ梅雨入りになりそうなこの時期に雨濡れによる廃棄物の形状変化についてお話をしたいと思います。