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空き家対策

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このブログでも何度か取り上げた空き家問題。

先日の朝刊に特集が組まれていたので、改めて考えてみたいと思います。

 

 

家を相続したが住む予定がなかったり、賃貸用でも売却用でもなかった

り、別荘としても使用していないなど、空き家と呼ばれる物件は年々増

加傾向にあり、全国では830万戸にも及ぶそうです。

 

では、岡山県はどうなっているのでしょうね?

 

住宅の総数のうち15.4%が空き家で、この数字はなんと全国で9番

目に高い数字です。特に笠岡市、高梁市、美作市、備前市の空き家率は

20%を超えており、5軒に1軒が空き家という状況です。これは深刻

ですよね。

 

なぜ、みなさん空き家をそのまま放置するのでしょうか?その背景には

やはり金銭面が関わってくるみたいです。

 

建物を解体するには当然費用もかかります。また、建物がなくなった土

地は固定資産税の優遇措置が受けられなくなり、税制上のメリットがな

くなってしまうからです。

 

空き家は放置すればするほど危険が生じてきます。災害などで倒壊する

恐れもありますし、ひび割れたブロック塀は近隣住民や通行人にも危害

が及ぶ可能性もあります。また、人がいないことで不法侵入や放火、さ

らには雑草や草が生い茂り害虫なども発生し衛生上のリスクも生じます。

 

2015年に施行された空き家対策特別措置法では、こうした空き家を

「特定空き家」として認定し、所有者に除去や修繕などの勧告や命令を

発することができるようになりました。指導に従わず勧告や命令を受け

た場合は、固定資産税の優遇措置から外れ、税負担が最大6倍になって

しまうのです。

 

ではどうすればいいのでしょうね?

 

岡山市では「空き家対策推進室」を設置し、空き家問題に積極的に取り

組んでいます。リフォームや解体の伴う費用の3分の1を補助してくれ

る制度はここ3年で10倍に増加。久米南町では、空き家購入費用、リ

フォーム費用、公共下水道への接続費用を補助する空き家活用促進事業

を実施。この制度を活用して開業したパン屋さんや歯医者さんもあると

か。。。

 

このように各自治体は空き家問題を解決しようと様々な取り組みをして

います。空き家問題は放置すればするほど解決が難しくなっていきます。

空き家を現に所有している方、これから空き家を相続する予定がある方、

一度、市町村窓口や専門家に相談されることをおすすめします。

 

当社でも空き家の解体工事は何件も施工させていただきました。補助金

と合わせれば意外と安く済むことだってあります。放置することが一番

よくないと思いますので、この空き家問題に向き合うことが解決の近道

かもしれませんね(^^ゞ

 

 

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