blog

産業廃棄物の動向

Pocket

先日の朝刊にこんな記事が載っていました。

 

DSC_0833

 

岡山県内で排出される産業廃棄物の量が、ここ数年減少傾向にあるというものです。

一方で、リサイクル率はだんだんと上がっていて、40%を超えたそうです。

これは、一見喜ばしいことのように思えますが、裏を返せば各産業において製造さ

れる物の絶対量が減っていることになります。もちろん、それには人口減や少子化

の問題も絡んできますが・・・

 

製造される物の量が増える = 排出される産業廃棄物が増える という図式は昔

から変わりません。しかし、今は昔と違って、環境問題を反映してかリサイクルで

きる物はリサイクルすることをまず考えます。当社のお客様におかれましても、そ

ういった考えをお持ちの方は少なくありません。

 

一番いいのは、製造量は増えるが廃棄物は減る ことがいいのでしょうが、これは

なかなか難しいと思います。なので、製造量を増やして廃棄物の量は増えるが、リ

サイクル率を上げる。これがやはり現実的なのではないかと思います。廃棄物を埋

め立てるには土地が必要です。これには限りがあります。いつか枯渇して、また海

を埋め立てての繰り返しでは将来性がありません。

 

産業廃棄物を減らすことは大事なことですが、私たちの暮らしを豊かにすることは

それよりも大事です。各職場でリサイクルが叫ばれている昨今、廃棄物は出しても、

これってリサイクルできないかな?ともう一度考えてみませんか?

 

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


新着情報

  1. 2024.7.15

    湿気と廃棄物
    各地で大雨の被害が報道される中、そろそろ梅雨明けが待ち遠しく感じられますが、今週末には梅雨も明けそう...
  2. 2024.6.28

    新聞記事
    今朝の朝刊に載っていた記事です。プラスチック資源循環促進法が施行されて2年ぐらい経ちました。
  3. もうすぐ梅雨入りになりそうなこの時期に雨濡れによる廃棄物の形状変化についてお話をしたいと思います。