blog

解体工事

Pocket

今回の現場は、工場と隣接する2階建ての木造家屋です。前面道路も4トン車が

ようやく入る広さで、決して作業がしやすい現場ではありません。

 

家屋の中は空っぽなので、まずは足場養生の仮設工事から始めます。もし、家の

中に家財道具などが残っていたら、まずは、それらを取り除くことから始めます。

 

DSC_0796

 

次に、屋内の設備、畳、サッシなど、手作業で外せるものを取り除いていきます。

足場養生ができたら、屋根瓦を取り除き、いよいよ重機を使っての取り壊しにか

かります。

 

作業中は、散水、交通整理、手作業での分別を行いながら廃棄物の種類ごとにト

ラックに積み込みし、それぞれの処分場へ運びます。昔の解体といえば、ミンチ

解体といって、現場での分別作業をせず、グシャグシャと一気に潰すような方法

をしていた時代がありました。

 

しかし、今は建設リサイクル法という法律ができ、ミンチ解体は禁止され、解体

工事前には役所に届けを提出しなければなりません。分別解体するということは、

現場での手間は増えるかもしれませんが、現場で出た廃棄物は、全て分別される

ので、ほとんどリサイクルに回すことができ、施工業者にとっても廃棄物処理費

を抑えることができます。

 

少し今回の現場の話とはずれてしまいましたが。。。

母屋を壊し終えると建物の基礎が残ります。

 

DSC_0805

 

基礎はコンクリートなので100%リサイクルです。ここまでくるともう少し。

きれいに整地をして、現場周辺の清掃、ご近所への挨拶、最後にお施主様の確認

をしていただきOKであれば完工です。

 

DSC_0806

 

解体工事は、同じような物件でも周辺環境によっては、費用が高くなったり、安

くなったりします。基本的な費用はお電話でお伝えできますが、正確には現場を

見ないことには見積もりできませんので、いつでもお問合せください。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


新着情報

  1. 2024.7.15

    湿気と廃棄物
    各地で大雨の被害が報道される中、そろそろ梅雨明けが待ち遠しく感じられますが、今週末には梅雨も明けそう...
  2. 2024.6.28

    新聞記事
    今朝の朝刊に載っていた記事です。プラスチック資源循環促進法が施行されて2年ぐらい経ちました。
  3. もうすぐ梅雨入りになりそうなこの時期に雨濡れによる廃棄物の形状変化についてお話をしたいと思います。