初めてのお客様との電話でのやり取りの中で、よくこんなことを言わ
れます。
「こんな廃棄物があるのですが、今から持って行ってもいいですか?」
当社の答えとしては、
「いえ、それは困ります。」です。
それはなぜかと言うと、産業廃棄物を処理するにあたっては、いろい
ろと前もって確認することがあるからです。
では、何を確認するのか?
どんな廃棄物か?
どれだけの量があるか?
どこから出たものか?(排出工程)
どんなふうに保管しているのか?
継続的に出るものか?それとも一時的か?
お客様の会社情報
などなど・・・
細かいことになるとさらに確認事項は増えます。お電話で聞いただけ
では詳細が分からず、現物確認に行くと思っていたものとは違った。
なんてことはよくあることです。
産業廃棄物を処理するには、必ずその廃棄物の現物確認をし、先に列
挙したことをヒアリングして、お互いが理解納得したうえで契約書を
交わさなければなりません。
ですから、初めてのお客様がお電話で、「今から持って行ってもいい
ですか?」と言われてもお断りせざるを得ないのです。
契約書を交わすことはお互いの安心材料になります。当社としても快
くお引き受けをし、お客様も信頼して処理を任せることができます。
もちろん当社にも処理できるものとできないものがあります。お電話
でのお問い合わせの際は、出る廃棄物のおおまかな情報をお聞きし、
その後は現地に参って詳細を聞いたうえで、処理可能であれば契約書
を作成します。
お問い合わせから契約までの流れは当社が全て請け負いますのでお客
様にお手間はかけません。
分からないことは現地確認の際に何でも聞いて下さいね。
こちらは、当社のお客様との実際の契約書です。書式はいろいろとあ
りますので、必ずしもこの様式でないとダメということではありませ
ん。ご参考まで。
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