一言で廃棄物と言っても、その分類はとても複雑です。
廃棄物は一般廃棄物と産業廃棄物に分かれ、それぞれ、
普通の産業(一般)廃棄物と特別管理産業(一般)廃
棄物に分かれます。
さらには、ここから細かく種類ごとに分類されていき
ます。何が一般廃棄物で何が産業廃棄物になるのか?
今日は、特に産業廃棄物について普通の産業廃棄物と
特別管理産業廃棄物の違いについて、ちょっとお勉強。
廃棄物処理法では、産業廃棄物のうち、人の健康又は
生活環境に被害を生じる恐れのあるものを特別管理産
業廃棄物として定めています。
具体的には以下のようなものです。
廃油
廃酸(pHが2以下)
廃アルカリ(pHが12.5以上)
感染性産業廃棄物
特定有害産業廃棄物(PCBを含むもの、廃石綿など)
言葉を見ただけでも害がありそうな名前ですよね。こ
のような産業廃棄物は、別途特別な許可がないと収集
運搬したり処分するとはできません。
普通の産業廃棄物と思っていつものように処理を委託
したら、あとで特別管理産業廃棄物とわかり大変なこ
とにならないように、排出者のみなさんも理解をして
おかなければなりませんね。
かく言う当社においては、特別管理産業廃棄物は扱え
ません。しかし、先を見据え、お客様のご要望にも沿
えるよう、特別管理産業廃棄物の講習会に先日参加し
てまいりました。
この講習会は、特別管理産業廃棄物の収集運搬を行う
者は必ず受講しなければならない通り道です。
内容は、過去に何度も受けた普通の産業廃棄物の講習
と似通っています。
一部、特別管理産業廃棄物を扱うために必ずしなけれ
ばならないことや、知っておかなければならない法律
知識などを覚えなくてはなりません。
3日間、朝から夕方までみっちりお勉強です。途中の
睡魔にも負けず(笑)
最終日には試験があり、合格しなかったら再試験です。
もちろん講義を聞いていれば特に難しい問題ではない
のでたぶん合格しているでしょう(^’^)
この試験に合格したからと言って、特別管理産業廃棄
物の許可がもらえるわではありません。
その他にも適正な車両や施設、会社の財務状況なども
審査の対象です。
無事に当社が許可を取得した際には、こちらのブログ
でもお知らせしますので、それまでお待ちください。
無事に試験に合格していますように・・・(^^♪
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