先日、熊本で発生しました大規模地震により多くの市民の皆様が不自由な
生活を強いられています。九州に住む知人に聞いたところ、被害は甚大で
不安な言葉しか出て来ないと言います。遠く離れた岡山からできることは
人的支援、物的支援ですが、これも被災地の情報をよく把握して行うこと
が大切だと思います。一日でも早く日常の生活が戻られることを願うばか
りです。
連日、ニュースでこの地震の情報が伝えられていますが、昨日のニュース
を見ていると、災害で発生した廃棄物の問題を取り上げていました。家屋
が倒壊して家財道具がすべて使えなくなり、やむを得ず廃棄しないといけ
なくなったり、日常の避難生活から出るごみも当然あります。普段受け入
れてくれるはずの市のごみ処理場自体が被災し、仮置き場は山積み状態だ
そうです。
周辺の自治体へ搬入したり、新たな仮置き場を整備したりしていますが、
追いつかないのが現状のようです。このニュースを見たときに、思い出し
たことがあります。それは平成16年に発生した台風16号と23号の被
害です。倉敷市においてもこの年は甚大な被害が発生しました。そして、
今回の熊本と同じように膨大な災害ごみが発生しました。
前回のブログでもご紹介しましたが、各都道府県には産業廃棄物協会とい
う団体があり、災害発生時の支援という大事な役目も担っております。あ
れだけの量の廃棄物を処理したり運搬したりするのは、とうてい1社や2
社でこなせるはずもないのです。各社が協力し合い行政と緊密に連携して
復旧を目指します。
いつ、何時、誰に降りかかるかわからないのが災害です。もちろん辛くて
悲しいことではありますが、その辛さや悲しみから1日でも早く抜け出す
ことができるように、私たちにも手伝えることが必ずあります。1人でで
きなければみんなで協力し合って支援をしていきましょう。当社も微力な
がら応援させていただきます。
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