
一般廃棄物での収集はごみの種類として大きく3つに分類されます。一つ目は可燃ごみ、二つ目は
ダンボールや雑誌などの資源物、そして三つ目は不燃ごみです。
可燃ごみや資源物ってどちらかというとポピュラーで、多くの人が分別しやすいと思うのですが、
不燃ごみって一体何?って思いませんか?燃えないゴミってとても多くありますよね。埋立ごみと
言ったりもしますが、代表的なものは陶磁器やガラスなどでしょうか。
実は当社が回収している埋立ごみや不燃ごみの中にちゃんと分別したら資源物になるのになーと思
うものがたくさん見受けられますのでここでご紹介したいと思います。
倉敷市の場合、家庭から出す場合は資源物と埋立ごみを分類していますが、事業所から出る事業系
一般廃棄物は資源物と埋立ごみを「不燃ごみ」として出す場合が多いです。ある程度は回収したあ
とに当社で分別して適切に処理するのですが、中には困った不燃ごみがあります。
↑↑このようにごみ袋に入れて出してくれるのですが、中を開けてみると・・・
↑↑水筒らしきものがありますね。これは小さくても粗大ごみになります。
↑↑蛍光灯やLEDランプです。これもきちんと分別するべきですね。
↑↑おなじみの乾電池。確かに燃えませんが明らかに不燃ごみでも資源物でもありませんね。家庭か
ら出すときもゴミステーションに専用の回収箱があるはずです。専用があるということはそれだけ
を分別して下さいということですから事業所から出すときも同じことが言えます。
↑↑そして、極めつけはこれです。瓶です。瓶は色分けをして資源物の日に出すものですが、これ、
よーく見ると・・・
そう、中身が残ったままなんです。中には新品未開封のものまであったりもします。確かに使い切
って瓶だけにすると資源物なんですが、中身が入ったままでは完全に産業廃棄物として処理しなけ
ればなりません。中のものは動植物性残さ、残った瓶は資源物になります。
この中身を出す作業はとても厄介。一つ一つ蓋をあけて中を穿り出し、瓶は洗浄する必要がありま
す。賞味期限が切れたり、もう使うことはないからといって捨てるのでしょうけど、捨て方がとて
も大事です。せっかくの資源物もこのような捨て方では資源にはなりませんので、きちんと中身を
出してから捨てるようにお願いします。
写真にはありませんが、スプレー缶も同じことが言えます。ヘアスプレーやカセットガスは使い切
ってから捨てるようにしましょう。
資源物は捨て方がとっても大事。
せっかくの資源をごみにしないために捨て方に気を遣いたいですね。
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