最近、テレビ等で「表現の自由」が話題となっています。
愛知県で行われた表現の不自由展。何らかの理由で展示
を拒まれた作品だけを展示しているそうですが、物議を
醸していますね。
そんな話題と相まって、こんな新聞記事を見つけました。
海面でクジラが見事にジャンプ!!と思いきや、よーく
見ると、これはクジラではありませんね。
実はこれ、海洋ごみを集めて作った作品。世界各地から
集められたプラスチックごみを張り合わせて作ったそう
です。
その重さ、なんと5トン(≧◇≦)
日本からのごみも含まれているそうですよ。
作品としてはとっても素晴らしく、見入ってしまいます
が、海洋ごみでできているとなると、なんとも複雑な気
持ちになります。
クジラの大きさは、「問題の大きさと広がり」を表して
いると言いますから、とてつもなくプラスチック問題は
大きな問題と言えます。
表現の自由という枠を使って、世界共通の環境問題に警
鐘を鳴らすことは、とてもいい手法だと思います。
しかし、今回の愛知県の展示会のように、政治的な問題
に発展すると、作品を見るほうも主催するほうも、いい
気持ちはしませんね。
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