今日の朝刊からの記事です。
東南アジアではゴミが増え続け、処分場が不足している問題。
毎日7500tものゴミが運び込まれ、高さ35mにもなる
ゴミの山がいたるところにあるそうです。
日本では焼却する方法が大半ですが、東南アジアではただ野
積みにするだけで放置。これではいくら処分場があっても底
をつきてしまうのは当然ですよね。
日本は狭い国土でたくさんのゴミ処理能力があるのは、優れ
た焼却技術があるからです。
日本の焼却炉メーカーは今後の市場を東南アジアに向け、受
注を目論む一方で、中国企業との競争激化も増しています。
焼却施設がたくさん整備されれば、こんなにもゴミの山が増
えることはないでしょうが、このゴミの山で生計を立ててい
る人もいるから、そう簡単に事が進まないのも事実です。
このゴミの山には有価物も含まれていますから、その有価物
を拾って生活をしている人にとっては死活問題。
ゴミの山がなくなる=生活ができない。とうわけです。
とは言ってもこれだけのゴミの山を放っておくことはできま
せん。環境面、衛生面を考えても必ず改善しなくてはならな
い問題です。
そこに日本の技術と知識が役に立つのであれば、それはうれ
しいことですよね。
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