先週、出張で東京に行ってきました。
今回の大きな目的のひとつはこれに参加するため。
毎年行われている環境展です。
この環境展は、企業の社会的責任が問われる時代に入り、環境との共生を
無視しては企業の存続すら危ぶまれる時代になり、また、持続可能な循環
型社会の構築に向け環境汚染問題や、地球温暖化問題の解決は避けて通れ
ない課題です。そうした中で、各種課題に対応する様々な環境技術、サー
ビスを一同に展示情報発信することにより、環境保全への啓発を行い、環
境関連産業の発展を目的として開催されています。
会場となる東京ビッグサイトです。初めて来ましたが、とっても大きな会
場です。
↑↑↑これだけの企業が出展しています。これでも一部なんです。
会場の様子です。たくさんの人でにぎわっていました。
とりあえず、興味のあるブースから回ってみることにしました。
こちらはペットボトルの減容機です。ペットボトルは最近ではスーパーや
コンビニで回収ボックスなどを見かけるようになりましたね。すべてリサ
イクルされるのは当然ですが、問題はかさばって運ぶことに効率が悪いこ
とです。この問題を解決するための機械です。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、ペチャンコに押しつぶされてい
ます。こうすることで一度にたくさんのペットボトルを運ぶことができま
すね。さらに、右側に見える小さな箱。これはペットボトルを粉砕した後
です。こうすれば、さらにさらに運搬効率がよくなります。
こちらは、空き缶の自動選別ラインの模型です。店舗や会社から出される
空き缶やペットボトルは袋に入れられて出されますが、中には、ごみが一
緒に入っていたり、飲み残しが入っていたりと、異物が多いのが現状です。
その選別を、人の手を借りずに自動で行うそうです。人手不足が課題とな
っている昨今では、とても時代にマッチした機械ですね。
続いては、こちらの機械。なにやら粉々になっていますね。
これは発泡スチロールなんです。先ほどのペットボトルと同様に、発泡ス
チロールも軽くて嵩張る厄介なものなんです。
この機械では、発泡スチロールを100分の1に減容し、塊にする機械で
す。
塊になった発泡スチロールはこちら。
発泡スチロールとは思えない形ですよね。それに重かったです。あの軽い
発泡スチロールがこんなに重くなるとは驚きです。
こちらはパソコンなどのハードディスク内のデータを一瞬にして消去する
装置です。磁気を発生させ消去させる仕組みだそうです。
屋外ではデモンストレーションが行われていました。
どの出展企業の説明も真剣でしたし、技術の高さがうかがわれました。
説明を聞く方も、なんとか自社に役立てたいという思いから真剣に聞き入
ってたのが印象でした。
この環境展はアジア最大級で、海外からの出展社もあり、関心の高さがう
かがわれました。今や、切っても切り離せない環境問題。その技術は日進
月歩で進化しており、常に情報をキャッチしお客様に提供していく必要が
あると感じました。
このたびの東京出張で得た知識を、当社の技術にも役立てたいと思います。
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