当社に設置しております焼却施設において、年に1回実施しなければ
ならないダイオキシン測定検査を先日行いました。
当日は絶好の測定日和。と言っても雨でも関係なく測定は行いますが・・(^-^;
いろんな測定機器が並んでいますが、とっても難しそう。
ところで、ダイオキシンって何か知っていますか?
物を焼却するときに発生する猛毒の物質。それがダイオキシンです。
煙突から出る煙に含まれたり、焼却灰の中に含まれたりします。
必ず発生するものですが、一定基準以下に抑えなければなりません。
では、一定基準とは?
これは、焼却施設の能力によって決まりますが、当社の焼却施設で言
うと、10ng-TEQ/㎥です。
こんな単位見たことない。ていう人がほとんどだと思います。
1ng(ナノグラム)は10億分の1gです。
とてつもなく小さな数字ですが、こんな小さな単位で表さなければな
らないということは、少しの量でも毒性が強いということの裏返しで
すよね。
産業廃棄物を処分するための施設にはいろいろな種類がありますが、
それぞれ環境への負荷を抑えるために様々な制約が設けられています。
正直、とてもハードルの高い基準もありますが、これをクリアしない
ことには当社としても商売ができません。
厳しい基準にもしっかりと対応できるよう、これからも努めて参りま
す。
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