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解体工事

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I様邸解体工事始まりました。

今回の物件は平屋の建物ですが、60坪ぐらいとやや大きめ。

借りていた敷地を地主様に返すため解体することになったそうです。

 

 

このような建物。きれいでもったいない気もしますが、お客様からのご用命

なので・・・

 

 

建物の左に見える鉄の棒のようなもの、何だかわかりますか?

これは養生シートを張るための支柱みたいなものです。周辺にごみが飛ばな

いように、また防音のためにシートを張りますが、そのシートを張るための

支柱になります。

 

シートを張るとこんな感じになります。

 

いつものように、建具や窓ガラス、中の粗大ごみなどを手作業で取り除きま

す。

 

今回は屋根が瓦ではないので、瓦の撤去作業はありませんでした。

そしていよいよ母屋の解体へと進みます。

 

下の写真の手前に見える板状のものは屋根材です。屋根は瓦だけではなく、

カラーベストや鋼板屋根、コンクリート屋根、様々です。

 

どんどん壊していきます。

 

ほこりを抑えるために散水も欠かせません。

もちろん分別も徹底して行います。今は分別解体が義務付けられています。

 

これは保温材。外壁と内壁の間に敷き詰められていて、家の断熱性能を高め

ます。

 

これは石膏ボード。壁や天井に貼られているものです。

 

さきほどの屋根材です。こちらはすべて有価物とてリサイクルされます。

 

木くずです。木造の家屋では圧倒的にたくさん出るものです。こちらもすべ

てリサイクルします。

 

このように、今は分別解体をしなければなりませんので、種類ごとに分けて

トラックに積み込みをし、それぞれの運搬先へと運ばれます。

 

木くずの積込み作業をしているところです。

 

すっかり建物がなくなりました。

でも、まだまだ工事は終わりません。建物には必ず基礎というものがあり、

基礎も解体しなければなりません。意外とこの基礎が厄介なものでして、建

物本体よりも時間がかかってしまうこともあります。そこで、基礎解体のと

きに役立つ機械がこちら。

ちょっとわかりづらいかもしれませんが、解体用油圧ブレーカー(通称ペッ

カー)といって、硬いコンクリートなどを砕く機械です。

 

こんなふうに硬いコンクリートが粉々になります。

 

基礎がなくなってきました。

 

工事も佳境に入ってきました。駐車場だったところのアスファルトを剥がす

作業に入ります。こちらは簡単に重機を使うと剥がれるので、スムーズに作

業が進みます。

 

 

最後は整地をして完成です。すっかり何もなくなりました。新築の家が建つ

のも気持ちがいいものですが、このように建物がすっかりなくなるのも、ま

た、違った気持ちよさがありますね。

 

解体工事には様々なパターンがあり、それにより工法も違ってきます。なの

で同じ大きさの建物でも見積金額が違うことは多々あることです。まずは、

現場を見ないことには何も始まりませんので、気になっている物件があれば

お問合せだけでもしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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