先日の朝刊に、こんな記事が載っていました。
プラスチックごみが海に流れ出て、生態系に影響を及ぼしかねない、という
記事でした。油の流出や生活排水で川や海が汚されていくことは、以前から
指摘されていたことでしたが、この記事を読んで何よりショックだったのは、
多くのごみが岡山県から流れ出たごみが海底に溜まっているということです。
自分たちの住む県から出たごみと知らされると、何となくショックですね。
岡山県には三大河川があって、吉井川、旭川、高梁川ですが、そのうちの
吉井川と旭川を伝って出てきているそうです。
このごみ引き揚げ作業を行った漁協によると、岡山側で河川敷などの清掃
をしてごみの流出を減らしてもらいたい。と訴えています。
はい。ごめんなさい。と思わず心の中で言ってしまいました。
ごみの中でも特に問題となっているのが5ミリ以下のプラスチックごみで、
マイクロプラスチック(MP)と呼ばれるそうです。このMPは海中の有
害物質と吸着しやすい性質があり、プランクトンと間違えて食べた魚介類
の体内に蓄積され、MPの濃度が上がっていくと生態系に影響を及ぼす可
能性があるそうです。
今、河川の清掃や不法投棄ごみの撤去活動などは、各地で盛んに行われて
いると思います。なのに、年々増え続けているんですね。川や海の流れる
前に、陸地で何とかしないといけないと思います。プラスチック製品は、
日常で必ず使うものですし、今は使い捨ての便利な容器もたくさん増えま
した。皮肉にも、その便利さがゆえに、すぐ手に入るものだから使ったら
捨ててしまうんですね。ただ、捨て方がやっぱり大事で、プラスチックは
分別することで100%リサイクルできます。新聞の記事にはペットボト
ルがたくさん載ってます。
今一度、各家庭や職場から出されるごみに目を向けて、岡山県がこんな形
で掲載されないように努めていきたいですね。
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