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平成の終わりに

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今日は4月29日。いよいよ明日、平成最後の日を迎えます。

平成最後の日だからと言って、特段、普段と変わらない生活
を送る人が大半だとは思いますが、なんとなく感慨深いもの
がありませんか?

当社も明日も一部営業しておりますので、お客様からご依頼
があれば回収にも行きますし、いつもの仕事内容と変わるこ
とはありません。

でも改元の日を迎えることは人生のなかでも何度でも経験す
ることではありませんし、いい機会だと思って、当社の平成
30年間を振り返ってみようと思いました。

ホームページにも沿革は載せていますが、あらためて。。。

当社は創業は昭和56年ですが、平成に入って大きく動きま
した。

平成元年には、産業廃棄物の収集運搬業の許可を取得し、こ
れまで一般廃棄物の収集運搬だけを業務の柱としていました
が、産業廃棄物も扱えるようになりました。

平成5年には、建設業の許可を取得し、建物の解体工事も受
注するようになり、解体現場から出た廃棄物処理も一貫して
自社で行うようになりました。

平成7年には、中間処理の許可を取得し、自社の処分場を構
え、この頃から産業廃棄物の取り扱い量が一気に増えました。

平成16年、17年には里庄町と鴨方町(当時)の一般廃棄
物の収集運搬業を取得し、平成17年には中間処理の焼却を
新たに許可取得しました。

さらには、エコアクション21の認証取得、代表取締役の交
代、電子マニフェストの導入、中間処理(乾燥)の許可取得
と、平成の間で当社を取り巻く環境はずいぶんと変わったな
あという印象です。

もちろん、時代が変わっていくのだから、それに応じて変わ
っていかないといけませんし、その時のニーズに合わせてい
かなければ、お客様も離れていってしまいます。

我々の業界で見てみても、環境ビジネスは大きく変化しまし
た。

昭和の時代には大きく取り上げられなかった環境問題ですが、
今や世界問題です。私たちの業界は率先してこの問題に向き
合わなければならない立場で、そのため、お客様にご無理な
お願いをすることも増えました。

まずは廃棄物の分別です。これは何と言っても基本中の基本。
リサイクル率を上げるには分別は絶対ですから。

そして処分料金の高騰。最終処分場が逼迫する中、その延命
のためにはやむを得ません。この先も、高騰は続いていくか
もしれません。

先にもお話ししたように、平成30年間の間に当社は大きく
変わり、平成に成長させてもらった30年でした。

時代が令和に変わろうとも、平成で培ってきた地域密着の精
神と感謝の気持ちを忘れず、新しい時代も努力を重ねてまい
ります。

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